一言で済まなさそうなのもひとまとめ

現時点での最強パイロットはアスランだよなと思っていてけど、性能で劣るはずのザクウォーリアガンダムを圧倒か。で、それを見て驚くシン。どちらが主役なんだか。
キラの台詞はなかったが、前作での経験で廃人になったのだろうか。でないとユニウスセブン落下で早々に戦場復帰してしまうが、それでは影の薄い主役のさらに…。
現時点で本作品が面白いと思える理由を自分なりに考えてみる。

    1. 物語の都合上決着がつかないガンダムvsガンダムだけでなく、艦vs艦や今回のようにガンダム以外同士と戦闘シーンにバリエーションがある。
    2. 6話も経過したがガンダム強奪と隕石落とし阻止しか話は進んでいないし、主人公自身の変化はほぼなし。そのため、突っ込み所が少ないので不満も少ない。
    3. 製作スタッフが同じ前作の出来がアレで、それと比較している。

何にせよ楽しめているのだから感謝しないと。

サブタイトルが「マレー鉄道」なのにその話はAパートのみ。しかも淡々と原作を消化しただけな印象で今ひとつ。
Bパートは、歴史が既に変わり始めている事の認識と草加らが帝国海軍のみらい捜索隊に発見された事でストーリーは大きく展開するのだが、Aパートの不満に引きずられてか特に印象に残らず。

悲劇で話を盛り上げるのはありふれているが、ここまで徹底的な悲劇を見せてくれると感心してしまう。
設定の説明(チャイルド*1が死ぬと自分の大切な人の命が失われる)のためにサブキャラの日暮あかねが割を食って可哀想に思ったが、そう思わせるにはキャラが立っていて悲劇も相応のもので無ければならないので、本作品の出来の良さを裏付けていると思う。
この設定の説明が視聴者にだけ行われたもので、主人公である舞衣はそれを知らない事も面白い。現時点で舞衣の大切な人は弟だが、今回の話で生徒会長に告白されているし、出会って間もないのに腐れ縁の盾祐一もいるので、舞衣の気持ちがどう動いていくのも見所の一つ。

*1:幽波紋みたいなもの