雑記(2005-05-22)

浜銀総合研究所発表した「少子化などにより伸び悩むなか新しい動きがみられるコンテンツ市場」−2003年のコンテンツ市場における「萌え」関連は888億円−のレポートの解説記事「子どもがダメなら大人に売れ」──888億円「萌え」市場について。
最初は眉唾だなと思っていたが、

  • アニメについては、4000タイトルの作品リストから「萌える」「萌えない」を判定。
  • 萌え市場を子ども向け市場と対比したかったため、一般に萌え作品ととらえられているタイトルでも、子どもをターゲットにした作品は除外した。
  • 魔法先生ネギま!」が連載されていても「週刊少年マガジン」は萌え系ではなく、「コミック電撃大王」や「ドラゴンエイジ」は萌え系

(全て記事から引用)といった思っていたよりずっと細かく適切な方法で調査したことを知って感心した。これなら萌え関連市場が888億円で、それが少なく見積もった数値であるというのは結構信憑性があるのではないかと思う(最初からレポートに書いとけと思うが)。
この記事で唯一気になったのは、記事中の写真に写っているコミックについて。記事の内容から、これらのコミックは「萌え」に分類されるのだろうが、「GIRLSブラボー」や「ダ・カーポ 〜セカンドグラデュエーション〜」は自分もそう思うが、「ちっちゃな雪使いシュガー」は違うと思うのですよ。やはり、「萌え」か否かの判断基準は登場キャラの外見なのが一般的なのか。