ひと言感想

ギャグマンガをアニメ化すると媒体の違いからギャグのテンポが変わるというのはよくある(というか不可避)けど、この作品は原作の独特の雰囲気がアニメ化によって全く別物に置き換わっている。で、それで面白くなっているかというと、第1話に関してはテンションが高いだけでギャグが空回りしていてる感じ。テンションの高さとギャグが上手くかみ合うか、こちらがアニメの雰囲気に慣れれば楽しめるかも。
あと、一条さんの笑顔が多いのは違和感あり。あのつまらなさそうな感じの表情なのがいいのに。

作品を通してのストーリーなりテーマなりがあった平成ウルトラだが、前作のネクサスが子供受けが悪かった事の反省からか、ここに来てAとかタロウなどの子供向け昭和ウルトラに回帰した新作。もう本当に勧善懲悪子供向け番組になっていて、しかも、一定の知名度のある怪獣(OPから推測するにバルタンとかエレキングとか)を登場させる予定という必死さ。意欲は買うけど、個人的にはパス。