TV大画面化計画 その後

翌日は朝が早いというのにリアルタイムでローゼンメイデン トロイメント(BS-i 1:00-1:30)となのはA's(tvk 1:45-2:15)をプロジェクターで見たのだが、どちらもピントがぼけたような映像ではなく、非常にはっきりとした映像だった。それぞれの映像の解像度が1080iでプロジェクターの画素数よりも細かいため、ピンぼけの原因になる解像度の拡大が行われなかったためと考えられる。つまり、プロジェクターに対する不満点であるピントでぼけたような映像を回避するには、いわゆるデジタルハイビジョンの番組をプロジェクターの入力映像とすればよいのだ。
確かにBSデジタル放送および地上デジタル放送を視聴する環境は整っている。しかし、所有するDVDレコーダーとDVデッキでは昔ながらの解像度である480iでしか録画できない。リアルタイムで視聴するのも、視聴する番組のほとんどが深夜番組なので無理がある。今冬のボーナス商戦での収録になると思われるハイビジョン対応HDDレコーダーを買うという手もあるし、買えないこともないのだが、引っ越して以来かなり散在しているのでそろそろ自制したい。
デジタルハイビジョンの録画をどうしようかと悩んでいた時、思い出したのはD-VHSの存在。「BSデジタル放送のハイビジョン映像をそのまま録画できる」とか「1クールのドラマもテープ1本に保存できる」が売りだったが、HDDレコーダーの普及と共にあっという間に消え去った録画機器であるD-VHS。そんな過去の遺物DT-DRX100が我が家にあったのを思い出したのだ。
というわけで、ほこり除けのゴミ袋から取り出して適当にケーブルを接続し、適当な番組を試し撮りして準備完了。今晩のD.C.S.S.から稼働予定。