ひと言感想

「渋谷廃墟に行くな」、「自分の目で確かめろ」的な発言をしていた天道だが、結局彼自身もそこに何があるのか知らなかったわけだ。これに限らず、思わせぶりに登場した神代はたまたま偶然居合わせただけだし、風間は偶然ワームとザビーとの戦闘に出くわすし、天道は警察内部を自由に動き回れるようになっているし、視聴者の気を引きそうな状況を適当に放り込んでいるだけに見える。まあ、平成ライダーシリーズは全体的にその傾向にあるが、今回はそれがやけに目についた。

宇宙剣豪ザムシャー、コノミが眼鏡からコンタクトに、トリヤマ補佐官が珍しくリーダーシップを発揮?など、いろんな要素を詰め込んだけどそれらが全然かみ合ってなくて、何が何だかよく分からないつまらない話だった。どうも、ボガール退場後はぱっとしない話が多い気がする。