ひと言感想

加賀美が天道に剣のことを相談しようとして断念したところを見るに、先週のラストは加賀美の好判断ではなく、ただの引きでしかなかったか。この引きをつくって来週につなげる手法、来週も見てもらいたいという制作側の都合以外の意味が感じられない場合が多いので、いい加減止めてもらいたいものだ。
ワームは例外なく倒すとする天道に、守るべきひよりが実はワームだったという事実が突きつけられるが、まだ1クールも残っているし、まあなんか適当にごまかすのだろうな。究極の選択を突きつけられた場合、

  • 選択する必要がなくなる。
  • 選択したが実行に移せず*1
  • 第3の選択肢を選択する。

というのが定番なので。

ミアトルの面々の苦しみは乗り越えるためのものだからよいとして、天音の落馬は何もそこまでして悲劇を作らなくてもと思った。ようやくうまく行き始めたというのに。

ラストで佐藤と山崎がうまくいったのは、後で落とすためなんだろうな。まずは持ち上げてから落とした方が落差が大きくて効果的なので。

良くも悪くも子供向けっぽくて分かりやすいけど、よく考えるとおかしくない?*2 といった感じで話にまとまりが出てきたような。ただ、タイトルにもなっている主人公のはずの赤ずきんが、話の進展に全く影響を与えていないのは良いのだろうか。

*1:龍騎49話

*2:ハンスの魔法嫌いがあれで解決するか? とか、千年蕾が咲いても村人の困窮は変わりないわけで幸せになっていないとか。