ひと言感想

まあ何とかまとまった結末になったか。とはいえ、終わりよければすべてよしなんて事にはならず、ひよりがワームだと判明したあたりからのつまらなさがこの作品の評価を大幅に下げている。次回作に期待だ。

この作品で数少ない良識派だと思っていたジーコとセバスチャンも、過去には随分と酷いこと*1をしていた事が判明。力を持つものに根っからの善人がいない世界というのはいやな意味でリアルで、そんな世界で成長していかなければならないメインキャラ達は大変である。精神面が強いゼッドはともかく、「絶対規律」の理念を心の拠り所にしなければ強くなれなかったノアは戦いの中で精神不安定になり、現在は行方不明と厳しい状況に追い込まれている訳だし。

*1:異世界から人間を召還し、無理矢理戦闘訓練を施す。聖戦士と状況的に似ている。