牙-KIBA- #43 明かされた真実

アミル・ガウルに選ばれたから異世界からサラを拉致、シャードキャスターに育て上げるために猛特訓、そして実はアミル・ガウルに選ばれたのでないと判明すると元の世界に帰れと放り出す。何ともとんでもない悪人だな、ジーコ&セバスチャンは。
そんな酷い目にあったサラだが、アミル・ガウルを取り込んだときの恍惚を忘れられず、実の息子でありアミル・ガウルが選んだ者であるゼッドを憎む。あまつさえ、ゼッドを殺してアミル・ガウルを手に入れることをほのめかす始末。何とも酷い母親だ。
タスクで救世主と呼ばれる新キャラ、ミレッドが登場。これまでに救世主と呼ばれたノア、サギリと同様で、世界情勢を正確に把握しているとは思えない子供で、当人は自分の役割として受け入れているようだが、身の安全を確保するために塔に幽閉されている。本当にこの作品にはまともな大人はいないな。まあ、それがこの作品に惹かれる理由だったりするのだが。