旅行から日が経って記憶が薄れてきそうなので、先に感想的なものを書いておく。

  • 英語が母国語で観光地であれば英会話は片言レベル未満の人間でも個人旅行は十分可能。ただし、下調べは十分に行い、事前に入手できるもの(鉄道の乗車券や入場券など)は可能なかぎり入手し、現地での会話を最小限度に抑える必要はあるが。英文を読んで大意を理解できるくらい(テストなら不正解レベルであっても)であればなお良し。
  • さすがに旅行中に会話ゼロという訳にはいかないが、日本語的な発音の英語でも、相手が理解してくれようとしている場合が多いので、そこそこは通じる。黙りこくるよりは良い結果を生むはず。
  • 旅行中の犯罪対策について。正直、ネットで見かける情報は大げさな気がした。多少は気を使ったものの普段と大差ない警戒心でも十分だった。夜も「出歩くな」的な意見を多く見かけるが、現地で子連れの家族を何組も夜に見かけるとそこまで警戒することもないのだと思う。まあ、幸運なだけだった可能性はあるけど。
  • アジア系の人はそこそこ見かけるが、日本語を話す人は一人も見かけなかった。ちなみに、私と同じ目的でロンドンを訪れた人は何人かいるようで、現地で遭遇する可能性はゼロではなかったのかと思うと恐ろしい。
  • バス内のマナーはおおらか。場所によるかもしれないが、Brightonからseven sisters parkまでのバスに中型犬(盲導犬にあらず)を連れた客が乗車した。それだけでも日本ではありえないのに、あまつさえ犬が座席に座る。で、それに文句を言う人もいない。こういうのを見ると、日本は堅苦しいなと思わないでもない。
  • ジュースの自販機がほとんどない。ヒースロー空港には沢山あったが、ロンドン市街では全然見当たらなかった。唯一見かけたのは大英博物館の近くに1つだけ。ちなみに売っているものペットボトルのみでコーラ、ファンタ、スプライト、水、ビタミンウォーター。缶コーヒーは何処にも売っていなかった。
  • クレジットカードがあれば現金がほぼいらないは本当だった。3泊5日で現金は£30くらいしか減っていなかった。
  • 海外でも写真を頼まれる。他にもBorough Marketで鴨肉をパンで挟んだものを食べていたら「どこで買った?(身振り手振りも含めた超意訳)」と尋ねてくるし、外人さんは物怖じしないな。まあ、日本でも似たようなものなので、旅行者特有の現象か?
  • 今回の経験でロンドンについては自信ができたし、英語が母国語の国なら何とかなるだろう。ただ、行く理由がないから行かないだろう。今回みたいな明確な目的がなく、ただ観光目的で行くにはコストパフォーマンスが悪いので。また、異国ということにはそれほど興味も無いので。