PC静音化

新しいPCを購入するのは思い止まったが、何とかPCを強化したいという衝動は残っていたので、その衝動をもってPCの動作音を低減させる静音化に取り組んだ。
まずは一番手っ取り早く、かつ効果的なCPUクーラーの交換。最初はノイズが発生しないファンレスタイプを検討したが、ケース内の通気が不十分だと冷却能力が発揮できず、ケース内の通気を良くするためにケースファンを追加してはファンレスの意味もなくなるので断念。次に発生するノイズが小さいモノを検討したが、ノイズの大小をdBAで表現されてもよく分からない事と、ノイズの大小と値段が比例していないのでどうにも決められない。結局、取り付けやすそうで、かつ安い鎌鉾CPUクーラー SCKBK-1000を購入し、付け替えた。これまで使用していたCPU付属のクーラーと比較すればノイズは小さくなっているのは確かで、MPEG2のエンコードのために就寝中にPCを稼働させてもあまり気にならなくなった。しかし、思っていたほどではない。
続いてHDDの静音化に着手。より静かなHDDに交換する事で静音化を図る方法はあるがOSの再インストールが面倒なのでパスし、「たかが箱のくせに高いが効果は抜群」と評されるSMART DRIVEにHDDを詰め込んで静音化を図った。確かにSMART DRIVEによってHDDからノイズはなくなったが、実はSMART DRIVEなしでも大したノイズは発生していない事に気づいてしまった。
それでは何が最大のノイズ発生源かと考えていて何気なくCPUクーラーのファンを指で無理矢理止めてみたところPCが静かに…。CPUクーラーを交換して静かになったと思ったがほとんど効果がなく、SMART DRIVEの導入に至っては全くの徒労だったのだ。
改めてCPUクーラーを交換しようかとも思ったが、面倒くさくなったのと静音化にお金を掛けすぎた*1ので、現状に妥協してPC静音化を終了した。

*1:CPUクーラーとSMART DRIVEだけでなく、SMART DRIVE装着によりDVDドライブは1台しか装備できなくなり、殻付きDVD-RAMとDVD-R4倍速以上書き込みに対応したドライブも購入したので。