機動戦士ZガンダムII-恋人たち-

週末の予定が無くなったり増えたり健康状態の都合で、朝一の回で見に行った。
第15話「カツの出撃」から第32話「謎のモビルスーツ」の間にあったエピソードを無理矢理詰め込んだため、話の展開が唐突だったり、省略したら話の展開が理解できなくなるような場面を省略*1したりと、TV版の内容をしっかりと憶えていないと理解できないような映画だった。また、話の盛り上がりにメリハリが無く、ダラダラと続いて上映時間が終わりだから終了といった感じ。さすがに第20話「灼熱の脱出」相当のエピソードは盛り上がったと思うけど*2
前作の「星を継ぐ者」は気が向けばもう1回くらいは見てみようかなと思ったが、今作はとてもそんな気にならないし、まだ見ていない人にはレンタルまで待てと勧める。

*1:ベルトーチカアムロに対する態度が1年戦争の英雄に対するあこがれから、へたれた男を立ち直らせようと変化するのだが、変わる契機になるエピソードが全くない。TV版を知っていれば、その変化の間に第15話「カツの出撃」があったと分かるのだが。

*2:個人的には、それとてフォウを撃つ場面でのベン・ウッダーの行動が、盛り上がった要因の半分を占めている。それは制作者の意図した事ではないので、実際にはどれほど盛り上がったのだろう。