ひと言感想

三角関係に決着をつけた結末なのだが、やす菜を選んだ理由が病気に対する同情にしか見えず、自分の中のイメージだが、同情で選ぶのは選ばれた方が拒絶するパターンが普通だと思っているので、何とも釈然としなかった。また、『真の最終回はDVDで見てね』と言わんばかりのエピローグは見ていて不快。そのような販促手法をとる作品のDVDが売れないことを祈る*1

前作が悪い意味での大どんでん返しで、前作と同じ制作陣のこの作品もどうなることかと思ったが、余計な謎を残したりせず王道的な展開で完結したので素直に楽しめ。また、あれだけ沢山のキャラが板にもかかわらず、それぞれに見せ場をしっかり用意できていたのには関心すらした。殺す気もないのに思わせぶりな演出*2だったり、死んだと思わせて実は生きていたがただそれだけだったなど、生き死にに関しては不満もあるが、これだけのものを見せてくれたし、何よりエルスティンを生き返らせなかったので大した不満ではなくなった。

矢車が冷静に自らの非を認める展開は意外だった。個人的には好感度アップで、再びザビーとして登場することを期待してしまう。
次回は3人目のライダー登場だが、ライダーになる資格の1つは「性格が異常」なのか?

*1:仮に売り上げが伸びなくてもその手法を原因と判断するとは限らないのは分かっているけど。

*2:低く見積もっても数十メートルの高さから生身で落下とか、全裸で大気圏突入とか。